活躍する防犯の達人- vol.006 西久保 博信 さん –

ASES(総合防犯士会)の横顔(4) (株)リスク・マネージャーのご紹介

(株)リスク・マネージャーのご紹介
代表取締役・総合防犯設備士 西久保 博信
(登録番号 01-0015)

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(株)リスク・マネージャーの歴史は、長年セキュリティ業界でお世話になっている当社代表の私(西久保 博信)そのものの歩みでもあります。私は1968年(昭和43年)に綜合警備保障(株)(ALSOK)に入社、東京研修所次長や防災課長を歴任いたしましたが、その経験が誠にラッキー且つ貴重で、それ以降の私と現在の(株)リスク・マネージャーの生き方を決定づけたと考えております。

綜合警備保障時代、当時の村井社長の経営理念や事業の進め方等について厳しい薫陶を受けましたが、とりわけ、警備業務従事者の現場対応力や防災知識・スキルをいかに高めるかが私の最大の関心事となり、セキュリティの専門教育指導を通じ、セキュリティ業務従事者の「人材」開発・啓蒙に自分の全エネルギーを注入しようと決意し、綜合警備保障を退いて後、当社の前身である「警備防災教育研究所」を設立したのが1982年(昭和57年)1月でした。この会社の名前に私の当時の思いがすべて象徴されております。同研究所の名前をその後、時代のニーズを先取りし(株)リスク・マネージャーに変更し、現在、セキュリティ業務従事者向け専門教育に心血を注ぎつつあります。

3・11の東日本大震災以降、人災ともいうべき福島原発事故を皮切りに「安全」のあり方が改めて問われる時代を迎えております。これに対応するには、各企業のなかに、セキュリティや危機管理の「人材」を養成することに限ります。「非常時の実践的対応力」を身につけた「人材」の育成こそ喫急の課題です。これなくして、生きたマネージメントの実践は不可能です。実践的対応力とマネージメント力をどう身につけたらよいのか?専門教育の継続的実践のなかにこそその答えがあると思います。

セキュリティ・危機管理教育実績 延べ3,035回、セキュリティ業務従事者教育延べ9万3091名(平成22年12月末日現在)の当社の教育実績ノウハウが最大・最高の武器になりえるものと私は自負しております。

上記に付加して特に強調させていただきたいのは、一般法人が委託している警備会社のサービス、即ち「警備力」を正確に診断・評価するシステムを各社のなかに構築することです。現在実施中の警備がどのレベルにあるのか、改善するとしたらどこからメスを入れたら良いのか等々、いわゆる現行の警備力診断。それを実現するには、先ずは当社のリスク診断・評価ノウハウをご活用いただくこと、次には各社のなかにセキュリティの評価ができる「セキュリティ・マネージャー」を養成すること。これなくして、セキュリティや危機管理は語れません。
(株)リスク・マネージャーはこれらの課題に明確なサポートをさせていただきます。