活躍する防犯の達人- vol.016 山内 浩司 さん –

1 これまでの歩みと現在

株式会社 ミライガ
山内 浩司
(資格者番号第09-0284号)

1 これまでの歩みと現在

刑事捜査官時代の凶悪事件捜査経験を基に警察を退職後は危機管理のコンサルティング会社を設立し、各種企業の営業中のトラブル処理を専門に渉外役担当を経験する中でセキュリティシステムや特に防犯カメラの重要性と将来性を痛感し、警備業の免許と同時に防犯設備士を取得しました。
特にここ10年で増加したゲートウェイ犯罪といわれる「万引き(窃盗罪)」の抑止を目的に設立された「全国万引犯罪防止機構」にも加盟し、平成29年から理事としても活動している中、常習窃盗容疑者の識別をはじめ、すべての犯罪行為の抑止に効果を発揮する「顔認証機能付きカメラ」の普及を推進しています。
また、地元京都府では機械警備管理者及び身辺警護(4号警備)講習の講師も務め、若い世代の育成にも力を入れつつ、平成25年にはAJSSA(全国警備業協会)セキュリティコンサルタントの資格を取得。
その後は各種団体や警察署のご依頼で法人企業向けの危機管理対策について講演させて頂く等、コンサルティング活動も行っております。

2 私の防犯(犯罪)に対する考え方~犯罪機会論の重要性~

現在、日本はいつの間にか社会規範に対しての意識の低さが顕著になり、未成年者による残虐な凶悪事件はあまりにも命の尊さを軽視したケースとして社会を震撼させる一方、グローバルな人や物の移動と交流が便利になる反面、世界中から悪質な外国人も入国し、結果的に日本の国民がその被害者となる等、過去の経験や認識だけでは対応できない、正に「犯罪大国」になりつつあります。
こうした中、犯罪が発生するしくみ原因について視点着目し、旧態依然として行われてきた誤った防犯指導を改善していかなければなりません。これを遂行していくことが我々防犯設備士の責務と考えます。
犯罪は人間が実行することに変わりはなく、高性能なセキュリティシステムを構築し、街頭カメラを何百台と設置しても、「いつどこで犯罪が発生するか」という予測ができなければ、犯罪を制止・防御することは不可能に近いのです。犯罪機会論を知り、犯罪のしくみを知ることは防犯上欠かせないことです。
「犯罪被害」に遭う前に、「いかに安全な確率の高い場所を選び犯罪に遭わない危険回避措置・行動が取れるか」ということが最も重要です。
「その環境は犯罪者が好みはしないか?犯罪者を生み出さないか?」ということを予測できるかどうかが大切な命や財産を守るためのポイントであることを、警察活動を経験した私が身をもって(犯罪機会論の考え方が如何に正しいか)実感しました。
統計上「体感治安」は決して改善されていません。今ではサイバー犯罪の領域までその脅威について対応を迫られています。

3 総合防犯設備士として

防犯に関するプロフェッショナルと呼ばれるためには日々の研鑽と、犯罪形態や事件を研究しつつ、草の根的な地域の防犯活動に少しでも貢献するため、これまでのように国や行政や上部団体任せ、他力本願ではなく、我々関係者全員がもっともっと情報交換を積極的に行い、「可能な限り動く!」をモットーにこの活動を展開していくべきだと思います。
これからもASESの一員として誇りを持ち、犯罪抑止活動にこの身を捧げていきたいと思います。

2 私の防犯(犯罪)に対する考え方~犯罪機会論の重要性~

現在、日本はいつの間にか社会規範に対しての意識の低さが顕著になり、未成年者による残虐な凶悪事件はあまりにも命の尊さを軽視したケースとして社会を震撼させる一方、グローバルな人や物の移動と交流が便利になる反面、世界中から悪質な外国人も入国し、結果的に日本の国民がその被害者となる等、過去の経験や認識だけでは対応できない、正に「犯罪大国」になりつつあります。
こうした中、犯罪が発生するしくみ原因について視点着目し、旧態依然として行われてきた誤った防犯指導を改善していかなければなりません。これを遂行していくことが我々防犯設備士の責務と考えます。
犯罪は人間が実行することに変わりはなく、高性能なセキュリティシステムを構築し、街頭カメラを何百台と設置しても、「いつどこで犯罪が発生するか」という予測ができなければ、犯罪を制止・防御することは不可能に近いのです。犯罪機会論を知り、犯罪のしくみを知ることは防犯上欠かせないことです。
「犯罪被害」に遭う前に、「いかに安全な確率の高い場所を選び犯罪に遭わない危険回避措置・行動が取れるか」ということが最も重要です。
「その環境は犯罪者が好みはしないか?犯罪者を生み出さないか?」ということを予測できるかどうかが大切な命や財産を守るためのポイントであることを、警察活動を経験した私が身をもって(犯罪機会論の考え方が如何に正しいか)実感しました。
統計上「体感治安」は決して改善されていません。今ではサイバー犯罪の領域までその脅威について対応を迫られています。

3 総合防犯設備士として

防犯に関するプロフェッショナルと呼ばれるためには日々の研鑽と、犯罪形態や事件を研究しつつ、草の根的な地域の防犯活動に少しでも貢献するため、これまでのように国や行政や上部団体任せ、他力本願ではなく、我々関係者全員がもっともっと情報交換を積極的に行い、「可能な限り動く!」をモットーにこの活動を展開していくべきだと思います。
これからもASESの一員として誇りを持ち、犯罪抑止活動にこの身を捧げていきたいと思います。