活躍する防犯の達人- vol.021 荒川 裕司 さん –
ASES(総合防犯士会)の横顔
株式会社宇都宮ロック
代表取締役 荒川 裕司
総合防犯設備士(登録番号07-0210)
電気錠・入退室管理の専門会社
1.経歴
1972年、栃木県宇都宮市生まれです。
高校卒業後、進学のため神奈川県川崎市で一人暮らしを始め、大学卒業後は都内の会社に就職しソフトウェア開発、データベース設計の仕事に携わりました。
30歳の時に父が経営していた会社を継ぐことを決意し、再び宇都宮に戻りましたが12年ぶりに戻った宇都宮はすっかり餃子の街と化していました。(笑)
仕事というと、それまでソフトウェア専門だった私が、一気にハードウェアよりの仕事を行うことになり不安もありましたが、思いのほか入退室管理システムなどの案件が多く、それまでの経験を活かすことができ会社の方向性とマッチした時期でした。
2015年に代表取締役に就任し、日々迷いながらも精進しております。
2.資格取得について
弊社では入社後、第二種電気工事士、防犯設備士の資格取得を課しており、私も例外ではなく、宇都宮に戻ってまずは第二種電気工事士の資格を取得しました。
そして防犯設備士は比較的簡単に取れると周囲からは聞いていたのですが、テキストを初めて見たとき、そのボリューム、難解さに驚きました。(騙された!と思ったものです)
苦戦しながらも、無事、防犯設備士の資格を取得したものの、上位資格である総合防犯設備士の資格取得には二の足を踏んでいました。
しかし、当時、栃木県では取得者が誰もおらず、第一号を目指して受験することを従業員たちにも公表し退路を断って臨みました。資格を取得することが最終目的ではありませんが、合格した時には嬉しいのはもちろん、本当にほっとしたことを覚えています。
受験から10年以上が経ちますが、今後も地域の安全に貢献できるよう活動していきたいと思います。